BLOG
3.2 2015
コットンパール【素材辞典】
コットンパールってなに?
近ごろ人気のコットンパールのアクセサリー。
その魅力はなんといっても「軽さ」。
重いアクセサリーが苦手な方にもボリュームのあるアイテムが楽しめます。
でも「コットンパールってよく聞くけど何でできてるの?」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
コットンパールの誕生は19世紀
コットンパールはその名の通り「コットン(綿)」から作られています。
その歴史は古く19世紀のヨーロッパ。
硬く圧縮した綿玉にパール加工を施し真珠の代用品として生まれました。
ボリュームのあるアクセサリーが流行したアールデコの時代、軽い素材のアイテムが女性達から望まれていたのです。
真珠の模造品!?
日本でも製造されるようになったのは戦後の高度成長期のころ。
しかしその頃の呼び名は「模造真珠」。
いかにも「ニセモノ」といった色気のないネーミングにあまり人気は出なかったようです・・・。
今では「コットンパール」というネーミングも定着して一つのブランドとなっています。
「人造ダイヤ」と呼ばれていたキュービックジルコニアの歴史と似ていますね。
意外と丈夫です
コットンというと耐久性や汚れに弱いんじゃないの・・・?と思いになるかもしれません。
ところがたくさんの綿を圧縮しているので思いのほか頑丈です。
表面はパール加工で守られているので汚れや水分にも強いんです。
(ただし長時間水に濡らしていると弱ってしまいますので、なるべく早くふき取ってください。)
軽くて可愛い、さらに丈夫なコットンパール。
いろんなファッションにも合わせやすいのでコーディネートの幅も広がりますね。
ぜひ様々なシーンにコットンパールを取り入れておしゃれを楽しんでください!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。